那須川天心選手の「回し蹴り」に威力がない理由

那須川天心選手
06 /25 2018
2018.6.17 開催されたキックボクシングイベント『RISE 125』で、ロッタン・ジットム アンノン(21 =タイ)と 6R におよぶ死闘を演じた那須川天心選手。

「ロッタンは打たれ強くて、なんでそんなに倒れないんだって思っていました。手応えしかなくて、普通なら倒れている攻撃ばかりだったんです」(那須川天心)

ロッタン対策のため2017.4にシンガポールでトレーニングした資料で作成しました。


tenshin mawashigeri





那須川天心選手の「回し蹴り」に威力がない理由
大腿四頭筋主導の膝上げで体重が乗らない


●那須川天心選手
大腿四頭筋は骨盤にくっついて
いるので、膝を上げると骨盤を前
方に引っ張るように動く。
そのため、前に倒れないように
胴体を後ろに倒すようになる



●元王者オロノー・ウォー・ペットプー選手
大腰筋は背骨にくっついている
ので、膝を上げると背骨を下から
引っ張るように動く。
そのため、体重が脚に落ち安定
した状態になる

井上尚弥選手のオーバーハンドが速く強い理由2(井上尚弥はなぜ強い)

井上尚弥選手
06 /23 2018
世界3階級制覇王者のプロボクサー井上尚弥選手の強さを構造的に説明します。

肩甲胸郭関節については「井上尚弥のオーバーハンドが速くパワフルな理由1」を参照ください







井上尚弥選手のオーバーハンドが速くパワフルな理由2

肩甲胸郭関節を使ったパンチの破壊力が絶大(ルフィ級)

肩甲胸郭関節を使うオーバーハンドパンチはアニメ、ワンピース主人公ルフィのパンチ「巨人族の腕」のような破壊力がある


●肩甲胸郭関節体腕は肩甲胸郭関節面で体に密着
胴体が回転するとゴム
状の腕が、作用・反作
用の法則で反対方向に
「たわむ」
腕の「たわみ」が最大
限になる
引き伸ばされたゴムが
縮むように、腕の回転
運動が始まる
ゴム状の腕全体が回転
運動をして、破壊力絶
大なパンチになる。パ
ンチの反作用は肩甲胸
郭関節面で受ける

●肩関節体
腕は肩関節で 体に密着
胴体が回転すると反作
用で肩関節が反対方向
に引っぱられる
胴体と腕が同時に回転
する
胴体と腕が同時に回転
する
パンチの破壊力は小さ い。パンチの反作用は 肩関節で受けるため、 肩を痛めやすい

那須川天心選手のパンチがロッタン選手に効かない理由3

那須川天心選手
06 /22 2018
2018.6.17 開催されたキックボクシングイベント『RISE 125』で、ロッタン・ジットム アンノン(21 =タイ)と 6R におよぶ死闘を演じた那須川天心選手。

 「ロッタンは打たれ強くて、なんでそんなに倒れないんだって思っていました。手応えしかなくて、普通なら倒れている攻撃ばかりだったんです」(那須川天心)

ボクシングの井上尚弥選手と比較して説明します。
健康胸郭関節については「井上尚弥選手のオーバーハンドが速くパワフルな理由2」を参照ください。







那須川天心選手のパンチがロッタン選手に効かない理由3
肩甲胸郭関節が使えないのでパンチの威力が小さい

●肩関節を使う那須川天心選手のオーバーハンドパンチ
34で胴体を35度ほど回転させ5で肘を曲げてパンチを打っています。胴体の回転力が小さく、最後は腕で打つという肩関節を使ったオーバーハンドパンチです。

●肩甲胸郭関節を使う井上尚弥選手のオーバーハンドパンチ
1から5のインパクトの瞬間まで肘を曲げず胴体の回転力で打つパンチです。胴体の回転力は強烈で、1から5までで90度以上回転しています。

オーバーハンドパンチの破壊力=胴体の回転運動+重く長い腕

那須川天心選手のパンチがロッタン選手に効かない理由2

那須川天心選手
06 /21 2018
2018.6.17 開催されたキックボクシングイベント『RISE 125』で、ロッタン・ジットム アンノン(21 =タイ)と 6R におよぶ死闘を演じた那須川天心選手。

 「ロッタンは打たれ強くて、なんでそんなに倒れないんだって思っていました。手応えしかなくて、普通なら倒れている攻撃ばかりだったんです」(那須川天心)

ボクシングの井上尚弥選手と比較して説明します。





那須川天心選手のパンチがロッタン選手に効かない理由2
地面を蹴って前進するのでパンチの威力が小さい


落下して前進する運動とは
歩いていて「つまずいた瞬間」、体は思いっきり前に倒 れそうになりながら飛び出します。この運動が「落下で前 進する運動」に似ています。(詳細は書籍参照) この「つまずき運動」を自由に使えると、動き出しを相 手に気づかれること無く、瞬間でトップスピードで飛び出 すことが可能です。
(膝の位置も井上選手のように下がります)

蹴って前進する運動の特徴
那須川天心選手
筋肉を伸展させるジャンプ運動なので
・静止状態から徐々に移動が始まる
・徐々にスピードが上がる

パンチの威力=小さな前進力+パンチ力

落下して前進する運動の特徴
井上尚弥選手
前膝を抜いただけの落下運動なので
・静止状態から瞬間的に動ける
・最初から高速で動ける

パンチの威力= 大きな前進力+ パンチ力

那須川天心選手のパンチがロッタン選手に効かない理由1

那須川天心選手
06 /20 2018
数回に分けて説明します。





那須川天心選手のパンチがロッタン選手に効かない理由1
地面を蹴って前進する予備動作で「相手は防御態勢がとれる」

2018.6.17 開催されたキックボクシングイベント『RISE 125』で、ロッタン・ジットム アンノン(21 =タイ)と 6R におよぶ死闘を演じた那須川天心選手。

 「ロッタンは打たれ強くて、なんでそんなに倒れないんだって思っていました。手応えしかなくて、普通なら倒れている攻撃ばかりだったんです」(那須川天心)

ボクシングの井上尚弥選手と比較して説明します。

●那須川天心選手のパンチ
地面を蹴るという予備動作で相手は気づき、パンチに対する防御体制がとれるので、相手はダメージを回避できます。

●井上尚弥選手(右側)のパンチ
井上選手は予備動作が無いので、相手に気づかれにくく、相手が防御態勢を取る前にパ ンチを当てるため、大きなダメージチを与えます。

井上選手は落下運動で前進するので、膝の位置 が下がっています。天心選手は地面を蹴って前 進するので膝が上がっています。

発達と歪み研究所

http://www.88stg.rgr.jp