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那須川天心のパンチは「いなされていた」 メイウェザーのスリッピングアウェー

ボクシング メイウェザー選手
01 /28 2019
2018年12月31日『RIZIN.14』にて、プロボクシング50戦無敗、5階級制覇フロイド・メイウェザー選手と、RISE世界フェザー級王者 那須川天心選手のエキシビションマッチが行われました。

結果は、初回で3度のダウンを奪われ、那須川天心選手がTKOで破れました。

試合後の感想で、那須川天心選手が
「最初は凄いナメてきて、ストレートが一発入ったんですね。当てたら凄いプレッシャーをかけてきて、正面のストレートを当てたんですけれど・・・」

以上のように話されていました。しかし、実際に映像を分析すると、メイウェザー選手は、那須川選手のストレートを、完璧に「いなして」いました。那須川選手も、よく使う「スリッピングアウェー」で、いなされています。

以下に、分析します。


①                ②                ③
mei1.jpg  mei2.jpg  mei3.jpg

一見すると、那須川選手のストレートが、メイウェザー選手に当たっているように見えます。
しかし、イラストを重ね合わせていくと、メイウェザー選手の「完璧なスリッピングアウェー」が見えてきます。

まず①②を重ねます。
mei1-2.jpg
メイウェザー選手は、那須川選手のストレートが近づいてくると
・相手のパンチをかわすため、右回りに回転を始めます
 (右足が前、左足が後ろに動き、頭部と胴体が右回りに回転しています)
・上半身を後ろに傾け、さらに、パンチをかわします
 (胴体、頭部が後方に移動しています)


次は②と③を重ねます。
mei2-3.jpg
・頭部と胴体は、さらに回転し、右足が大きく前に出ています
・頭部はさらに後方に移動しています


今回の、メイウェザー選手の「スリッピングアウェー」は「回転ドアをパンチしたような感覚」に近いと思います。
頭部だけでなく全身で、相手のパンチを「回転しながらスルーっと」いなしています。


次回は、那須川選手を3度ダウンさせた、メイウェザー選手のパンチを分析します。

ワシル・ロマチェンコ 現役最強の構造的理由2      一点で立ち予備動作の無い動き

ボクシング ワシル・ロマチェンコ選手
12 /30 2018
ワシル・ロマチェンコ選手の、次の最強の理由は「立ち方」にあります。まさに、立ち始めた赤ちゃんのように、一点で立っています。


一点で立つ

立つ2    立つ22    立つ222    一点で立つ

一点で立っていると、360度 全方向に対して、瞬時に移動することが可能です。予備動作なく動けるので、相手に動きを察知されにくくなります。

ワシル・ロマチェンコ選手は、相手選手の周囲を、くるくると回る様に動いていることがあります。


予備動作のない前進

一点で立っている特徴として、相手との距離を縮める時、予備動作なく動けるので、相手選手が反応する前に、パンチをあてることが出来ます。②の移動時に、地面を蹴らず、落下運動で前進するので、前膝が上にあがらず、前方か、少し下方に動きます。

ワシル・ロマチェンコ13  ②ワシル・ロマチェンコ14

ワシル・ロマチェンコ15
   


①②③を重ねると
ワシル・ロマチェンコ16
地面を滑るように移動し、パンチを当てています。予備動作が全く無いので、相手選手はワシル・ロマチェンコ選手が近づいているのに気づいていません。






ワシル・ロマチェンコ 現役最強の構造的理由1       巨大で伸縮自在な腕

ボクシング ワシル・ロマチェンコ選手
12 /28 2018
ワシル・ロマチェンコ 現役最強の構造的理由1

 ワシル・ロマチェンコ選手は、ウクライナのプロボクサーで、元WBO世界フェザー級王者、元WBO世界スーパーフェザー級王者、現WBA・WBO世界ライト級スーパー王者で、世界最速の3階級制覇王者です。アマチュアでも輝かしい成績を誇り、北京オリンピックはフェザー級、ロンドンオリンピックはライト級で制し、オリンピック2連覇しています。

 現役最強とも言われる、その強さの、構造的理由を見ていきます。

完成された肩甲胸郭関節体(けんこうきょうかくかんせつたい)

肩甲胸郭関節が、ほぼ100%機能し、大きく伸縮自在な腕が、強烈なパンチの原動力になっています。

●肩関節体とは
M型の腕     M型胴体     肩関節体 のコピー
肩関節体の腕    肩関節体の胴体    肩関節体


●肩甲胸郭関節体とは
キャップ体ゴム     A型胴体     肩甲関節体
肩甲関節体の腕   肩甲関節体の胴体  肩甲胸郭関節体


ワシル・ロマチェンコ選手の肩甲胸郭関節体
ワシル・ロマチェンコ1   ワシル・ロマチェンコ2
グレーの部位が「腕」です。巨大な腕に加えて、伸縮自在です。腕を前に出すと、右のように変化します。

ワシル・ロマチェンコ3  ワシル・ロマチェンコ4


ワシル・ロマチェンコ5  ワシル・ロマチェンコ6
巨大な腕で、前方にもかなり伸びます。


ワシル・ロマチェンコ10 ワシル・ロマチェンコ11 ワシル・ロマチェンコ12

ワシル・ロマチェンコ選手は、身体の軸回転運動を、ほとんど使っていません。すでに分析した、井上尚弥選手堀口恭司選手、とは異なり、肩甲胸郭関節体のみを使ったパンチになっています。

身体の軸回転運動を使ったパンチの長所、短所
長所: 胴体の重さもパンチ力に加えることができるので、パンチの威力が最強
短所: 肩甲胸郭関節体のみを使ったパンチより、パンチが当たるまでの時間が長い

肩甲胸郭関節体のみを使ったパンチの長所、短所
長所: パンチが当たるまでの時間が短い、連打が早い
短所: 身体の軸回転運動を使ったパンチより威力が弱い

しかし、ワシル・ロマチェンコ選手の腕は巨大なので、身体の軸回転運動を使ったパンチに匹敵する威力があります。そのため、身体の軸回転運動を使う必要もなかったと思われます。
軽く放ったパンチでも、重いので、相手には大きなダメージを与えます。

構造的に正しい姿勢からみた「バレエ」No.5                    「生理的湾曲」の「手のひら確認法」

バレエ
12 /07 2018
baree5.jpg










準備として、骨盤の上端をさわって確認します

(1)腰椎部(前湾部位)の確認方法

骨盤の上端ラインから、手のひら(横位置)の幅が
3腰椎部です。この部位が、前湾(前反り)します。
後湾(後ろ反り)しているのは猫背、ヘタレ腰です。

(2)仮肋部・真肋部(後湾部位)の確認方法
腰椎部上方の、手のひら(縦位置)の幅が
2仮肋部です。さらに、その上方、手のひら
(縦位置)の幅が1真肋部です。
真肋部、仮肋部は後湾(後ろ反り)します。 この部位が前湾しているのは反り腰になり、 生理的湾曲を崩します。

構造的に正しい姿勢からみた「バレエ」 No.4         前後開脚180度の骨格構造

バレエ
11 /21 2018











骨格的には前後開脚 113 度が限界

骨盤が正面を向いては不可能な前後開脚 180 度

骨盤の向きを変えることで前後開脚 180 度が可能

前後開脚 交差型
バレエの演技で最も使用され、左右開脚のよ うにも見えるのは「前後開脚 交互型」です。 交互型とは、左右の膝の向きが90度(上と右、 上と左など)異なります。「前後開脚 上下型」 は 後ろ脚の膝を下に向ける前後開脚ですが、 バレエの演技では見ることがありません。

左右開脚は股関節の屈曲・伸展には関係のない開脚です

発達と歪み研究所

発達と歪み研究所では
・骨格細分化調整
・構造的に正しい姿勢
・構造的に正しい身体の使い方(身体操作)
を研究しています。

「骨格細分化調整」と「構造的に正しい姿勢・身体の使い方指導」という、2つのアプローチを用い、中心軸整体にて、赤ちゃん整体、子供整体、構造的に正しい姿勢調整を行っています。