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呼吸の浅さと猫背の誤認識、ブラジャー

運動能力・健康度
11 /11 2017
呼吸の浅さと猫背の誤認識、ブラジャー

30代 女性 Tさん
頭痛、呼吸が浅く息苦しい

原因は姿勢の誤認識と、ブラジャーでした。


「背中の丸まりはいけない」という
猫背の誤認識による構造上負担となる姿勢と呼吸への影響

 「猫背=良くない」   「何がどういけないか分からない」ので間違った修正となる
猫背老化       反り過ぎ女子

左、猫背の高齢者、
問題は腰のカーブ(腰椎前湾)がない事が問題。
「背中の丸まりはいけない」との思い込み、
「猫背の定義」がないために、
右のように背骨を反らしてしまい、
骨格構造上、負担の大きい姿勢を
「正しい姿勢」「美しい姿勢」と誤認識してしまう。

そして、
「構造上不自然な姿勢で呼吸が浅くなる」

   反り過ぎ女子     反り仮肋呼吸
肺を囲う胸郭(肋骨)の状態に影響し、
呼吸がおかしくなる。上のイラストは横隔膜の上下運動が
胸郭の前方、左右、上方、となっている。

下記のイラストのような
「横隔膜の上下運動」が本来の呼吸運動。
腰入れ呼吸

女性の場合、
ブラジャーにより、こうした状態を誘発しやすい。

背中の丸まりが目立つ方で
呼吸が浅い場合、ほとんどが
「腰椎前湾(カーブ)がなく胸とお腹の潰れた状態」
にあり、この場合、土台となる
「腰椎前湾の回復」が必要。


「ポイントは腰(腰椎)」

右の子供の様に、「腰椎前湾」が必要。
猫背老化      腰椎前湾子供



「しなやかな腰が必要」


腰椎前湾・背中は丸くカーブ   直線固まった腰・不自然な背骨
腰入れメリハリ      フラット腰椎凹凸曖昧


「日頃の姿勢が固まった腰を作る」
猫背座り


「これはこれでこんな呼吸に」
腹潰れ呼吸


背中が丸まり「胸とお腹がつぶれた猫背」
だと呼吸が浅くなりますが、
背骨部分(胸椎1〜12)は、
本来ゆるやかに後湾(背中が丸くなる)カーブとなっています。
肺を覆うカゴ状の胸郭(肋骨)もなだらかな円錐状です。

これらの上下にある頚椎(首)腰椎(腰)は、
前湾(反る)カーブとなり、
直立二足歩行に有利な形「生理的湾曲」を保っています。

腰椎前湾が回復すると、
お腹がつぶれにくくなり、
お腹の上にのる胸郭も下からの支えで、
胸とお腹が潰れにくい姿勢となります。

腰椎カーブの回復は
・股関節の状態や、
・座り、立ち上がりなどの日常動作
と直接的関係があるため、
こうした部分の修正が必要な場合もあります。

また目や頭の動かし方から、
「頚椎カーブが崩れている影響の方が強い」
場合もあります。

いずれにせよ、実際は
「背中そのものには原因がない」
ことがほとんどです。

しかし、間違った情報の蔓延から、
原因箇所でない背中そのものを
「真っ直ぐに」したり、「ピンと」したり、
肩を引き胸を張ることで丸く見えないようにしたりと、
あの手この手で、大切な後湾を崩し、
老化を早める逆カーブにしています。

大切な肺を囲むカゴ状の胸郭を、
前側開き後ろ圧縮の「バッタの様な形」
にしてしまうため、
本来の呼吸運動は妨げられてしまいます。

女性の場合、
「胸を大きくトップを高く見せる意識を誘発する」
ブラジャーをする事で、
胸郭が後傾し、背骨を反りやすくなる方がいます。
これに猫背の誤認識が重なり、
後湾を崩してしまうと、
呼吸の浅さは勿論ですが、
生理的湾曲全体に悪影響を及ぼします。

生理的湾曲の崩れは肩こり腰痛だけでなく、
全身不調のありとあらゆるものに影響します。

Tさんはもともと、
しっかりとした後湾のある背骨だったので、
猫背の誤解と本来の背骨の状態を説明すると
「な〜んだこれで良かったんですか〜
今すっごい楽に息出来てる(笑)。
TVや雑誌で、とにかく猫背はいけない!
って思っちゃってて(笑)」

猫背の定義もなく、
構造上に正しい姿勢を理解する機会のない
今の社会では、情報によっては
不調を作り出してしまうことがあります。

せっかく骨格調整をして頂いても、
こうした情報で見事に
身体を崩してしまう方があまりに多く、
書籍の作成に至りました。

骨格細分化調整だけで問題が解消される場合と、
姿勢や動きの誤認識、修正が必要な場合があります。
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発達と歪み研究所

発達と歪み研究所では
・骨格細分化調整
・構造的に正しい姿勢
・構造的に正しい身体の使い方(身体操作)
を研究しています。

「骨格細分化調整」と「構造的に正しい姿勢・身体の使い方指導」という、2つのアプローチを用い、中心軸整体にて、赤ちゃん整体、子供整体、構造的に正しい姿勢調整を行っています。