2017世界陸上 安藤友香選手、不調原因    構造的理由2

安藤友香選手
08 /28 2017
(2)上下運動が増した
安藤友香選手・忍者走りとは、構造的理解3 (上下運動、ピッチ走法、ストライド走法)を参照下さい

 下記は、世界陸上と名古屋ウイメンズマラソン前の大会でのイラストです。それぞれ、安藤選手の最上点と最下点をイラストにしました。

①世界陸上          ②名古屋ウイメンズマラソン前の大会
jyouge_20170828114349fa3.jpg       200jyouge andou
上下運動が大きい         ほとんど上下運動が無い

 名古屋ウイメンズマラソン前の安藤友香選手は、足幅が狭いピッチ走法でした。それも「極限まで上下運動が小さいピッチ走法」で、着物を着て走っているような「着物走り」とも表現出来ました。その走りを支えていたのが下記2点です。
・肩甲関節体
・胴体垂直による落下全身運動
安藤友香選手・忍者走りとは、構造的理解2 (胴体垂直による落下前進運動)を参照下さい。

 今回の世界陸上では、1)2)の2つが失われてしまった事が、構造的に見た安藤友香選手の低迷の原因と推測します。
 失ってしまった理由として推測できるのは「上半身の筋トレによる肩甲関節体の喪失」です。その結果として
・肩甲関節体の喪失により、体幹の捻り運動が発生
・体幹の捻り運動により前進力が失われたため、ストライド走法へと変化
・ストライド走法により、大きな上下運動が発生
 以上により、忍者走りと言われた、流れるような、上下運動の極めて少ない、省エネ走法が完全に失われてしまったと考えられます。

 構造的な正しい理解が無いまま、筋トレを行うことで、消えていった一線のアスリートは数多く存在します。

 安藤友香選手の、2020東京オリンピックでの復活を心より期待しています。
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2017世界陸上 安藤友香選手、不調原因   構造的理由1

安藤友香選手
08 /27 2017
2017/3/12 名古屋ウイメンズマラソン 2位 安藤友香 2:21:36
2017/8/6 世界陸上  17位 安藤友香 2:31:31

 2017世界陸上では、入賞を期待されていた安藤選手が17位となり、低迷状態でした。ここでは、 名古屋ウイメンズマラソン当時と、世界陸上での安藤選手の構造的な違いを比較して、低迷の原因を推測します。

 2017/3/20から7回にわたり、安藤友香選手の構造的理解1〜7をアップしてあるので、この内容と比較していきます。

(1)肩甲関節体が失われた
安藤友香選手・忍者走りとは、構造的理解1(肩甲関節体)参照下さい

①世界陸上
nijiri22.jpg nijiri11.jpg
腕を振ると胴体も一緒に振 られてしまいます。理由は2つあります。
1)肩関節と胴体が一塊に なっているから
そのため、大きく腕を振ると、上半身と下半身はねじられます。
2)腕の質量が不足で、運動エネルギーが足りないから
腕振りの運動エネルギーは、腕振りの速さと質量の掛け算となります。
肩関節より先の腕だけでは質量が足りないので、胴体も
一緒に動くことで、腕振りの運動エネルギーを満たしています。

②名古屋ウイメンズマラソン
200andou yoko2 200andou yoko1
腕を前後に振っても、胴体まで一緒に振られる事はありません。
理由は2つあります。
1)肩関節、肩甲骨、鎖骨も腕となっている「U字体」なので
腕が胴体と分離して動けるから
2)腕がU字体のため質量が十分で、運動エネルギーが足りているから
肩関節より先の腕だけでは質量が足りないのですが、肩甲関節体では
鎖骨、肩甲骨も含めて腕になっているので質量が足りているので
胴体も一緒に動く必要がありません。

次回は上下運動について説明します。

重心の位置は、踵(かかと)に体重の75%をかけるように立つ

(1)中心軸
08 /10 2017



重心の位置は、踵・かかと・カカトに体重の75%をかけるように立つ

足の骨の中で、カカト(踵骨)は一番大きく、足の骨全体に対する割合は50%です。立った場合、踵に約7〜8割の体重がかかる構造になっています。

発達と歪み研究所

http://www.88stg.rgr.jp