FC2ブログ

堀口恭司選手が那須川選手に負けた理由は「ローブロー(金的攻撃)」NO.3

総合格闘技 堀口恭司選手
09 /11 2019
第三ラウンド

4回にわたるローブロー(金的攻撃)により、堀口選手はフラフラで、動きが遅く、反応も遅くなりました。このラウンドでも回復していません。数時間休まないと、4回もの、ローブローからの回復は不可能です。
本来の実力の2〜3割しが出ていないと思います。
堀口選手は負けたあとのインタビューでも「ローブローで負けた」などとは一言も言いませんでしたが、ローブロー(金的攻撃)が、試合の勝敗を分けました。


(1)堀口選手のパンチが当たらない(2:28)
200-3-2-28-1.jpg
200-3-2-28-2.jpg
200-3-2-28-3.jpg
200-3-2-28-13.jpg

第一ラウンドのような、前進力が消え去りパンチが届きません

(2)那須川選手のローブローがかすります(2:17)
200-3-2-17sure.jpg

(3)堀口選手のパンチが当たりません(1:46)

200-3-1-46-1.jpg

200-3-1-46-2.jpg

200-3-1-46-3.jpg
④重ねます(①と③)
200-3-1-46-13.jpg
第一ラウンドのような、前進力が消え去りパンチが届きません

(4)那須川選手の回転蹴りが堀口選手に当たります(1:04)
200-3-1-04kaiten.jpg

(5)那須川選手のパンチが堀口選手に当たります(0:45)
200-3-0-45t.jpg

(6)堀口選手のパンチが那須川選手に当たります(0:44)
200-3-0-44h.jpg

(7)那須川選手のパンチが堀口選手に当たります(0:27)
200-3-0-27t.jpg

このラウンドでは、那須川選手のパンチが2回、蹴りが1回で、合計3回ヒットしました。
堀口選手はパンチ1回のみだったので、那須川選手のラウンドでした。

堀口選手は、那須川選手のローブロー4回の攻撃を受けてからは、劣勢となり、体力も削られボロボロでした。

これだけの、ローブロー(金的攻撃)という反則が4回以上あったので、この試合での勝敗は意味が無いと思われます。





スポンサーサイト



堀口恭司選手が那須川選手に負けた理由は「ローブロー(金的攻撃)」NO.2

総合格闘技 堀口恭司選手
09 /08 2019
第二ラウンド

(1)那須川選手の2回目のローブローが堀口選手にヒット(2:46)
200-2-2-46kin.jpg

(2)那須川選手の回転蹴りが堀口選手にヒット(2:03)
200-2-2-03.jpg

(3)那須川選手の3回めのローブローが堀口選手にヒット(0:53)
200-2-0-53kin.jpg
この時は、審判もタイムを取り、堀口選手の回復を待ちました。しかし、堀口選手は立てないほどの地獄から、かろうじて立てるようになるまで回復しただけです。
那須川選手は、この時間で、ダメージを回復し、万全の状態になっています。


(4)那須川選手の4回目のローブローが堀口選手にヒット:3回目のローブローから僅か13秒後(0:40)
200-2-0-40kin-1.jpg

13秒後のさらなる金的攻撃。那須川選手は、もはや反則負けになっても当然です

金的に当てていないという那須川選手のアピール
200-2-0-40kin-2.jpg

ここでも、堀口選手の回復を待つために、タイムが取られました。この日は、台風が迫っていたため、長い時間をかけて回復の時間をとることが出来ませんでした。数分で、堀口選手は立ち上がりましたが、もはやフラフラ。あんな状態で、よく立ったと思います。

このローブロー後、那須川選手の「怒涛のラッシュ」が始まり、那須川選手のパンチが初めて堀口選手にヒットしました。



(5)那須川選手の右パンチが堀口選手に初ヒット:ローブローから18秒後(0:22)
200-2-0-22t.jpg

(6)那須川選手の左回し蹴りが堀口選手にヒット(0:22)
200-2-0-22mawashi.jpg

(7)フラフラで堀口選手のパンチが当たらない:4回のローブロー以降、堀口選手のパンチが当たらなくなります(0:17)
200-2-0-17.jpg

(8)フラフラで堀口選手のパンチが当たらない(0:10)
200-2-0-10-1.jpg
200-2-0-10-2.jpg
200-2-0-10-3.jpg

このラウンドでは、那須川選手の蹴りが2回、パンチが1回で、合計3回、堀口選手に当たりました。

第一ラウンドでは、堀口選手が3回のパンチを当てているので、イーブンと思われます。

しかし「3回めのローブロー」から僅か13秒後の「4回目のローブロー」はヒドすぎます。「狙って蹴った」と思われても言い訳できません。
プロ同士の試合ですから、たとえ蹴りやすい位置に金的があったとしても、当ててしまったら「素人同然」です。

本来であれば「反則負け」か「かなりの減点」になります。


RIZINでは、金的を蹴っても減点にならないので「蹴ったもの勝ち」となります。

結局、那須川選手のパンチが当たったのは、4回の金的攻撃が終わってからです。金的攻撃がなければ、結果はかなり違っていたでしょう


堀口恭司選手が那須川選手に負けた理由は「ローブロー(金的攻撃)」NO.1

総合格闘技 堀口恭司選手
09 /06 2019
RIZIN.13(2018年9月30日)
堀口恭司(ほりぐちきょうじ)選手にとっては人生初となるキックボクシングルールで、那須川天心(なすかわてんしん)選手と試合がありました。結果は、那須川選手が判定で勝ちました。

この試合では、那須川選手から4回の「ローブロー(金的攻撃)」が、堀口選手にヒットしました。
1回目、2回目のローブローは、堀口選手がこらえたので、那須川選手が、2回とも頭を下げるだけでおわりました。
しかし、3回目、4回目はダメージが大きく、堀口選手が立っていられないほどだったので、審判が試合をストップし、堀口選手の回復を待つ事になりました。

私も、空手の組手で、何度か「ローブロー」を受けたことがあります。空手の試合では、空手着の下にプラスチック製のカップを付けて、直接、金的に当たらないようにしていますが、1回でも当てられると「呼吸が止まり、悶絶」しました。
そんな「ローブロー」を4回も受けたら、私なら、試合続行は出来なかったと思います。

今回の、堀口選手の動きを見ていくと、ローブロー前後では、全く違う動きで、別人のようになっています。
RIZINでは、ローブローが減点とはならないので、堀口選手にとっては、かなり不利な試合だったと思います。

この試合を、ラウンドごと3回に分け、時間の経過に従って見ていきます。

第一ラウンド

(1)那須川選手のハイキックが堀口選手の頭部をかする(1:24)
200-1-1-24.jpg

(2)堀口選手の右パンチが那須川選手にヒット:落下前進運動によるパンチ(1:18)

200-1-1-18-1.jpg

200-1-1-18-2.jpg

200-1-1-18-3.jpg
④重ねたイラスト(①と③)
那須川選手は、ステップバックできず、パンチをもらっています
200-1-1-18-13.jpg


(3)堀口選手の右パンチが那須川選手にヒット(1:16)
200-1-1-16.jpg

(4)那須川選手の1回目のローブローが堀口選手にヒット(0:52)
200-1-0-52kin.jpg

(5)堀口選手の左パンチが那須川選手にヒット(0:29)

200-1-0-29-1.jpg

200-1-0-29-2.jpg

200-1-0-29-3.jpg

④重ねたイラスト(①と③)
200-1-0-29-13.jpg

第一ラウンドでは、那須川選手のパンチは、堀口選手に一発も当たっていません。

逆に堀口選手はパンチを3発、那須川選手に当てています。

完全に堀口選手がポイントでリードしたラウンドでした。

村田諒太選手 VS ロブ・ブラント 敗戦の構造的理由・王座奪還の構造的理由

ボクシング 村田諒太選手
09 /01 2019
ボクシングWBA世界ミドル級王者・村田諒太は、2018年10月20日、同級3位ロブ・ブラントに0-3の大差判定で敗れ2度目の防衛に失敗しました。

しかし、2019年7月12日に行われたWBA世界ミドル級タイトルマッチで、前王者・村田諒太選手が、ロブ・ブラントを破り世界王座奪還に成功しました。

今回は、村田選手の敗因の構造的理由、王座奪還の構造的理由を見ていきます。

(1)防衛失敗時の村田選手 移動方法

前足を持ち上げ、後ろ足で地面を蹴って移動1
mutara11.jpg
mutara12.jpg
mutara13.jpg

前足を持ち上げ、後ろ足で地面を蹴って移動2
mutara21.jpg
mutara22.jpg
mutara23.jpg

今までの村田選手とは思えない、普通の移動スタイルでした。そのため、対戦相手は、村田選手のパンチを事前に察知出来ていました。井上尚弥選手でさえ、緊張してそうなった時もありました。

地面を蹴って前進したことのある井上尚弥選手の記事


(2)王座奪還時の村田選手 移動方法

落下による移動1

①構え
murata31.jpg

②落下による移動開始
murata32.jpg

③パンチのヒット
murata33.jpg

④最初の①と②を重ねてみます
murata34.jpg  

⑤前脚の動きのみクローズアップします
murata35.jpg

落下運動で前進していることがわかります。


落下による移動2

①構え
murata41.jpg

②膝が前に倒れながら前進開始
murata42.jpg

③パンチがヒット
murata44.jpg

④最初の①と②を重ねます
murata412.jpg

落下による前進運動は、後ろ脚で地面を蹴らないので、予備動作や気配をなくすことが出来ます。この試合では、ルブ・ブラント選手は、村田選手が至近距離に近づくまで反応出来ない状態でした。

地面を蹴って移動していると、このような現象はおこりません。それが、防衛失敗時の村田選手でした。


(3)落下前進運動に戻れた理由

軸の意識が村田選手を復活させた

<下記 引用です>
村田WBA世界ミドル級王座奪還 快挙の裏にマル秘変身・驚きの「声」転換トレ 7/13(土) 16:41配信 東スポWeb

 ブラントとの再戦が決まった直後、村田は「前回と同じことをしたら負ける。最悪な試合をした分、やるべきことは明確になっている。ガードして打たせるだけでなく、自分からしっかり仕掛ける」と話していた。そのためには、アマチュアではロンドン五輪で日本ボクシング界48年ぶりの金メダル、プロでも世界王者にまで上り詰めたこれまでのスタイルを変える必要があった。

 そんなことができるのか? どうすれば? この時にヒントを得たのが、なんと「声帯」についての会話だったという。

「ボクシングに関係あるわけじゃないですよ」と村田が言うように、話した相手はボクシングはまったくの門外漢だったので、ボクシング技術について指導を仰いだわけではない。それでも数回にわたって、わざわざ話を聞いたのは「いい声を出すための『軸』を意識した効率的な体の使い方とか、力の入れ方とかが参考になりました」からだった。
<引用終了>

以上の記事から、「軸」を意識した身体の使い方を認識し実践できたことが勝因と考えられます。

そもそも落下前進運動は「軸」「中心軸」が無くては不可能な身体運動です。

村田選手は、防衛に失敗した戦い以前では「落下前進運動」をやっていたので、もともと「軸」がありました。しかし、理論的な理解にまで至っていなかったので「何かのアクシデント」で「軸」を失った動きになったようです。

何気ない会話で「軸」を意識し、昔の動きを取り戻せたので、今回の勝利となりました。

構造的に正しい動きの理論的理解が重要です






堀口恭司選手をKOした 朝倉海選手のパンチ力

総合格闘技 朝倉海選手
08 /27 2019
総合格闘技RIZIN.18(2019年8月18日)にて堀口選手をKOした、朝倉海選手のパンチを分析します。

元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者、内山高志氏のジムへ通い、堀口選手を倒す右のカウンターを磨くため、ボクシングの技術を学び「力の伝え方を習ってパンチ力が上がった。当たれば効かせられるパンチを持っていた。顎に当たらなくても効くと思っていた」と感じていた朝倉海選手。

体重の乗せ方、タイミングを学んだとのことでしたが、どのように変化したのかを、2018年当時と比べてみます。

(1)RIZIN.10(2018年5月6日)での朝倉海選手

200Untitled 16   200Untitled 17

200tuki nejiri

この試合では、上半身のみのパンチで、体重の乗らない、腰の入っていませんでした。

ケイプ選手に、何発もパンチが当たったのですが、倒すことは出来ませんでした。かろうじて判定勝ちという結果でした。

(2)RIZIN.18(2019年8月18日)での朝倉海選手

①カウンターを決めた時のパンチ

200panti1.jpg
200panti2.jpg
200panti3.jpg
200tuki iota

腕だけが先行することなく、胴体が一体となり体重の乗ったパンチになっています


②最後にダウンを奪う時のパンチ

200last1.jpg
200last2.jpg
200last3.jpg

ここでは、ケイプ戦に近いパンチになってしまいました。多少、腰も入っているのですが、上半身の方が主導となって、腕で打ちに行っています。体重が乗っていないパンチです。
最後に、決めに行くところだったので、ついつい昔の動きになったのでしょう。

(3)朝倉海選手の肩甲胸郭関節体(肩甲胸郭関節体はこちらへ

ボクシング 井上尚弥選手の肩甲胸郭関節体はこちらへ

200kenkou1_20190827123926bb2.jpg
200kenkou2_2019082712392715e.jpg
200kenkou3_201908271239283dc.jpg

朝倉海選手は「肩関節体」です。もし「肩甲胸郭関節体」であれば「カウンターだけで」堀口選手をKOできたと思います。

どんどん進化している朝倉海選手なので、次回が楽しみです。






発達と歪み研究所

発達と歪み研究所では
・骨格細分化調整
・構造的に正しい姿勢
・構造的に正しい身体の使い方(身体操作)
を研究しています。

「骨格細分化調整」と「構造的に正しい姿勢・身体の使い方指導」という、2つのアプローチを用い、中心軸整体にて、赤ちゃん整体、子供整体、構造的に正しい姿勢調整を行っています。

身体操作については、書籍にて「中心体操 初級」や、様々なオリジナルのトレーニングを紹介しました。このブログでは「中心体操 中級・上級」を含め最新のトレーニングを紹介します。