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20世紀最高のバレリーナ マイヤ・プリセツカヤ

バレエ マイヤ・プリセツカヤ
02 /16 2019
20世紀最高のバレリーナと称されたロシアのバレリーナ、マイヤ・プリセツカヤが2015年5月2日に亡くなりました。ロシアバレエ界の最高峰、モスクワのボリショイ劇場で長年プリマを務めた彼女は、その確かな技術と卓越した演技力でその後のバレエの流れを変えたとも言われている伝説的なバレリーナです。

「代表作の一つ『瀕死の白鳥』を見返していたのですが…圧倒的な美しさに改めて心を奪われました。背中向きに腕をしならせながらパ・ド・ブレで出てくるその姿を一目観ただけで、胸が震えます。死にゆくことを自覚しながらも、なお生きようともがくその姿は、時代の波に翻弄されながらも強く生きた彼女だからこそ表現出来る領域。力強さと儚さ、美しさ、悲しさ、そして情熱のすべてが詰まった名演です。」  (VOGUE 2015.5.13より引用)

マイヤ・プリセツカヤの「瀕死の白鳥」では、繊細な「腕」の動きが印象的です。腕には、手首、肘、肩と3つしか関節が無いはずなのに、マイヤ・プリセツカヤには、2倍、3倍もの関節があるかのようで、なめらかに、腕が波のように動いています。
maiya ude nami

構造的に分析すると、脇の下を、ボールが支え、そのボールが肘、手首、指先の方へ、流れるように動いているのかわかります。

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肩を上に上げるような、大きな動きでも、脇の下をボールが支え、指先のほうへ流れていきます。
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実は、腕だけではなく「脚」も腕と同じように、波打っています。まるで、股関節を持って、ムチを小刻みに、波打たせたかのように動いています。

maiya hidari maiya migi

「脚」の動きは、とても小さいので、イラストで表すことができません。実際にユーチューブ等で、映像を確認して下さい。腕も脚も、若いときより、歳を重ねるほど、微細で、流れるような動きに変化しています。


マイヤ・プリセツカヤの姿勢も、当然のように脊柱の「生理的湾曲」が維持されています。
下記は、ジャンプした時のイラストです。

maiya wankyoku    giemu wankyoku200


次回は、マイヤ・プリセツカヤの「波打つ腕」を作るための「中級 中心体操 腕編」を紹介します。

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初級 中心体操 腕編2:肩甲胸郭関節体開発のために

  ①肩甲胸郭関節体
02 /05 2019
初級 中心体操 腕編2です。

中心体操を行いながら、動きがきつく感じたり、疲れたり、肩が張ったりしたときは
腕編1にある「(6)前後交互振り子」を、随時、途中でも行って下さい。

きつい状態で継続しても、肩甲胸郭関節の開発には繋がりません。

腕、肩の緊張のない、緩んだ状態で行うことが重要です。



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初級 中心体操 腕編1:肩甲胸郭関節体開発のために

  ①肩甲胸郭関節体
02 /03 2019
ゲンナジー・ゴロフキン選手の肩甲胸郭関節体です。
 ゴロフキン選手は、元WBAスーパー・WBC世界ミドル級王者。前IBF世界ミドル級王者で、変幻自在なストレートとフックでダウンを奪え、KO率80%を超える破壊力と爆発力を持つ万能型のボクサーです。
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すでに分析した、ワシル・ロマチェンコ選手と同じくらいの、巨大な肩甲胸郭関節体です。



これから、2回に分けて「肩甲胸郭関節体」を作るための身体開発トレーニング「初級 中心軸体操 腕編」を紹介します。

中心体操は取り組み方によって三つのタイプの運動に変化します。

①運動機能回復トレーニングとして
 下記内容で普通に行う(自然な鼻呼吸にて)

②気功トレーニングとして
 一つの運動の回数を減らし(1〜2回)ゆっくり、ゆったり行う(自然な鼻呼吸にて)

③強化系トレーニング、有酸素運動として
 下記で示した回数の2倍以上を行う(可能な限り自然な鼻呼吸にて)

 ①は基本のトレーニングですが、必要に応じて②③にも取り組んで下さい。しかし、速く動きすぎて、正確さを失っては意味がなく、身体に負担を与えすぎるようでは逆効果です。身体の反応を見ながら、徐々に回数を増やしたり、動きを早めたりするようにして下さい。



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フロイド・メイウェザー・ジュニア パンチと移動

ボクシング メイウェザー選手
02 /02 2019
メイウェザー選手のパンチには
「肩甲胸郭関節体(けんこうきょうかくかんせつたい)」
「胴体の軸回転運動」
の2つがが使われています。



(1)肩甲胸郭関節体

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すでに解説した、ワシル・ロマチェンコ選手よりは小さいですが、使いやすく、スピードとパワーを両立させています。
ワシル・ロマチェンコ1
ワシル・ロマチェンコ選手の肩甲胸郭関節体

(2)胴体の軸回転運動

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胴体を軸回転させながら、肩甲胸郭関節体のパンチを打っています。
井上尚弥選手と同じような、軸回転運動を行っています。

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井上尚弥選手の軸回転と肩甲胸郭関節体

(3)前進は、落下運動を使った俊敏な動き

①               ②               ③
mei idou1 mei idou2 mei idou3

地面を蹴らずに、落下運動の力で前進しています。予備動作無く、タメのない俊敏な動きです。

①②を重ねます              ②③を重ねます
mei idou1-2  mei idou2-3

落下で前進する運動の特徴は、前進するときに、膝の位置が上ではなく、水平か下方に動き出します。地面を蹴って前進する選手の膝は、上方にあがります。


メイウェザー選手は「肩甲胸郭関節体」「胴体の軸回転運動」「落下前進運動」という、高度な身体能力を備えています。

那須川天心 VS メイウェザー メイウェザーの手加減パンチ30%

ボクシング メイウェザー選手
01 /31 2019
2018年12月31日『RIZIN.14』にて、フロイド・メイウェザー選手が、初回で3度のダウンを奪い、那須川天心選手をTKOで破りました。

後のインタビューで「今までもらったパンチとのメイウェザーのパンチは違った?」と質問を受け、以下のように那須川選手は答えています。

「全然違いますね。これ以上強いのはないと思います。もう怖いものはないと思います」

しかし当日の、メイウェザー選手のパンチの威力を分析すると、かなりの手加減パンチで、実際の3割以下しか、実力を出していなかった事がわかります。

「これ以上強いのはないと思います」という那須川選手の認識は、完全に見当違いになってしまいます。

当日の、メイウェザー選手が、3回、那須川選手をダウンさせたパンチを見ていきます。

1回目のダウン時
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2回めのダウン時
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3回目のダウン時
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以上の、3回のパンチでメイウェザー選手は
①腰を入れていない
②パンチを当ててから、振り切って(打ち抜いて)いない
事がわかります。

実際に過去のメイウェザー選手の試合を見ると、ストレートでは、腰も入り、完全に打ち抜いています。
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フック、オーバーハンドでも、胴体の軸回転があり、完全に打ち抜いています。
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メイウェザー選手の過去の試合を見ると、今回の那須川選手との試合では、1割ほどのパワーしか出していないと思われます。

次回はメイウェザー選手のパンチと移動について分析します。


発達と歪み研究所

発達と歪み研究所では
・骨格細分化調整
・構造的に正しい姿勢
・構造的に正しい身体の使い方(身体操作)
を研究しています。

「骨格細分化調整」と「構造的に正しい姿勢・身体の使い方指導」という、2つのアプローチを用い、中心軸整体にて、赤ちゃん整体、子供整体、構造的に正しい姿勢調整を行っています。